最終更新日:2014/ 4/ 4(金) 11:28:46
論文「1920年代『外交時報』にみる日本知識人の対外認識」
書誌情報
- 名称:
- 1920年代『外交時報』にみる日本知識人の対外認識:半沢玉城と末広重雄を中心に
- 種別:
- 論文(単行本に収録されたもの)
- 単著/共著の別:
- 単著
- 収録書籍:
- 武田知己・萩原稔編『大正・昭和期の日本政治と国際秩序:転換期における「未発の可能性」をめぐって』思文閣出版
- 発行年月:
- 2014年1月
- ISBN:
- 9784784217175
- ページ数:
- 82―112頁(31頁)
概要
1.論文の要旨
本論は、第1次世界大戦後の「転換期の世界」を、1920年代の日本の知識人たちが、どのやうに認識したかを究明するものです。具体的には外交専門誌『外交時報』の編輯人だつた半沢玉城と、同誌の常連寄稿者であつた末広重雄(京都帝大法学部教授)の言説をとりあげ、その特徴を分析してゐます。その結果、半沢が、いはゆる「新外交」に批判的だつたのに対し、末広は肯定的であつたことなどの「相違点」とともに、当時の国際経済構造について、共通の認識を抱いてゐたことなどを確認しました。
2.論文の目次
- はじめに 〈ルール〉は変つたのか
- 第1節 ワシントン会議
- 第2節 〈枠組〉の摸索
- 第3節 〈排日〉移民法への反応
- 第4節 〈特殊権益〉の行方
- をはりに 国際主義・伝統主義・現実主義
正誤表・補足情報
いまのところ誤記や誤植は見つかつてゐません。なにかお気づきの点がありましたら、ご一報いただけると幸です。
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全文データ
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参考文献リスト
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関連リンク
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