最終更新日:2015/ 3/10(火) 22:53:04
論文「1935―41年における日本知識人の国際認識」
書誌情報
- 名称:
- 1935―41年における日本知識人の国際認識:米田実と半沢玉城
- 種別:
- 論文(学術誌に収録されたもの)
- 単著/共著の別:
- 単著
- 発行年月:
- 2014年4月
- 発表誌:
- 『松山大学論集』第26巻1号
- ISSN:
- 09163298
- ページ数:
- 1―47頁(47頁)
概要
1.論文の要旨
本論は、日本政治学会2009年大会における報告論文を改稿したもので、華北分離工作のころから日米開戦の直前までの間に、半沢玉城と米田実が、日本の外交政策や国際情勢の動向について、いかなる言説を展開したかを検討してゐます。そして、対照的な立場にあつたふたりの発言が、時局の変転にもかかはらず一貫してゐること、また米田の「反独伊、親英米的な言説」も、長らく弾圧を免れてゐたことなどを明かにしています。
2.論文の目次
- はじめに
- 第一節 「盧溝橋」以前
- (一)1934年までの認識
- (二)1935年1月―1937年6月
- (1)ドイツ
- (2)ロシア
- (3)イギリス
- (4)アメリカ
- (5)中国
- 第二節 「盧溝橋」から欧洲開戦まで
- (一)1937年後半
- (二)1938年
- (三)1939年1―8月
- 第三節 欧洲開戦から日米開戦まで
- (一)ドイツ
- (二)ロシア
- (三)イギリス
- (四)アメリカ
- (五)中国
- をはりに
正誤表・補足情報
いまのところ誤記や誤植は見つかつてゐません。なにかお気づきの点がありましたら、ご一報いただけると幸です。
入手・閲覧方法
各地の図書館(大学図書館・公共図書館)で閲覧できます。下記のリンク先から検索してください。
- 松山大学機関リポジトリ→本論のページ(全文PDFをダウンロードできます)
- 国公私立大学図書館(Cinii Articles)→ 検索結果
- 全国公共図書館(国会図書館サーチ)
関連リンク
研究関係>対外認識論>これまでの研究成果をご覧ください。